作業療法士の発達障害と向き合う日々

まだまだ経験の少ない作業療法士ですが、頭の中は子供たちの事でいっぱい、、、根拠ある作業療法とは何なのか、日々格闘中!!

お手伝いは最高のコミュニケーション

 

 

皆さん、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。

 

クリスマスに年末、お正月、冬休みに子供達の心は浮足立って荒れていませんか??

 

特別な行事や雰囲気が苦手な子供達は少し調子が悪いかもしれませんね。

 

 

私も先々週は3回くらい子供に噛みつかれました(^▽^;)

 

 

 

さて、今日は冬休みで家にいる時間がぐっと長くなった子供達と

 

コミュニケーションをとる最善の方法をお教えしましょう♪

 

 

 

それはお手伝いです!!( `ー´)ノ

 

 

 

そんなたいした事じゃなくて良いんです。

 

そこに置いてあるものを取ってもらうだけでお手伝い、コミュニケーションになるんです!!

 

 

じゃあコミュニケーションのメカニズムをご紹介しましょう。

 

母 「〇〇ちゃん、こっち来て。」

 

子 母に気づく。母から何か言われる事を期待して母に近づく。

 

母 「この新聞をお父さんに渡してきて。」

 

子 誰に何を渡すのか理解する。「はーい。」

 

子 新聞を探す。父を探す。父に「はい、どうぞ。」

 

父 「ありがとう。」

 

 

 

たった一つの簡単なお手伝いの中には、たくさんの工程が含まれており、

 

・他者興味

 

・指示理解力(認知)

 

・注意機能

 

・遂行機能

 

などの機能が必要です。なので、上のお手伝いが上手くいかない時はこの機能のどれかが上手くいかないのです。

 

 

例えば、母の言っている事にそもそも興味を示さないと

 

指示を聞く→行動には向かわないでしょう。

 

そういう時は新聞を手渡しして、すぐ近くにいる父に渡してもらう。

 

 

など、ハードルを下げるのです

 

 

 

 

新聞の意味がわからなければ、指さし、手渡しで物を教えてあげる。

 

 

 

その子その子にあった理解度に合わせてあげるのです。

 

 

 

さてさて、お手伝いをした後に重要な事は何でしょう(#^^#)

 

 

それはもちろん、ほめてあげることです!!

 

 

どんな些細な事でも良いです。

 

ほめてあげる事は自信につながるのです!!

 

 

自信がつくとどうなるのかと言うと

 

次、もう一回しようと思うのです!!

 

 

 

ほめる事によって良い行動が強化されるんです。

 

 

子供達も「あぁこれで良いんだ。この行動であってるんだ。」

 

と思えるんです。なので、いたずらばかりして誤学習してしまう子供達には有効です。

 

 

 

少し試してみてくださいね\(^o^)/

 

そして、上手くいった、上手くいかないなどのコメントお待ちしています!!

 

 

皆さま、良いお年を!!\(^o^)/

 

 

1人でも多くの方に見て頂き、発達障害に対する理解を深めてもらうために

ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします!!↓↓

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村 にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村